文化継承セミナー「赤ちゃんの心身の発達・成長~中野さんの子育て講座」
これからを生きる若者、子育て中のご夫婦、若者を支える年長者にぜひお聞きいただきたいセミナーです。
まずはどんなお話をされるのか、覗いてみましょう。
【質疑応答の例】
「ママも赤ちゃんもうれしい幸せな出産」という本の紹介をされた中野さんのFacebook投稿の記事を抜粋して掲載します。

離乳・捕食の問題から発展して、年子の離乳について質問がありました。
Q: 一人目の子供がまだ授乳中に妊娠してしまった場合、授乳していると子宮の収縮があるので授乳を止めるように指導されています。そういう場合は どうなのでしょう??
A:これもまた、習い覚えたことと経験に基づき示しておきましょう。
年子の問題に関する質問も、アレルギー・アトピーの補食の問題と同様、医者の指導は本末転倒といえます。
個別の身体に根ざしたものではない、誤った一般論を全体に当てはめての言いようです。
いずれも、生き物の世界に立ち返って考えれば理解できること。
そして、自分の身体を信頼しているならば、自分の身体を感じているならば、理解でき、何も問題のないこと。
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妊娠すると言うことは、すでに授乳する必要がなくなっているということでしょう。
動物は、授乳中は妊娠できない仕組みになっているのです。
ですから、おっぱいといっても、色の付いた水の状態となっているので、妊娠してしまうのです。
自分で、なめてみると分かるでしょう。
出産後のおっぱいに子供が吸い尽くことにより、子宮が収縮する、骨盤が閉まって行く、お母さんを本の健康な身体の状態に戻そうという母子の共同作業が行われるという知見があります。
その知見を、子宮が収縮してしまった後にまで、拡大して言っているだけではないのですか?
子宮が収縮し、妊娠できる状態になっていなければ、妊娠はできません。
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すでにおっぱいを吸われることにより、子宮を本格的に収縮させなければならない時期は過ぎているでしょう。
どこまで、一組しかない目の前にある母子の身体について理解されている医者なのか、教科書の受け売りなのかの判断は、自分でしなければならないのです。
自分、赤ちゃんを守るのは、自分だけです。
自分の身体の本音に耳を傾け判断すべきことです。
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水に近い状態になったおっぱいを止める、止めないは、自分の身体に聴くしかないでしょう。
授乳を止めるなどよりも気をつかわなければならないことは、上の子だけに向かっていたお母さんの意識が、分散してしまうことでしょう。
子供は集注を求めますから、上の子の要求する集注感を絶やさぬよう、次の子が産まれた後も寂しくならないよう、気遣ってあげながら、お兄ちゃん、お姉ちゃんになることを教えてあげ、お腹の中にいる子をいっしょになって育てているという意識を持ってもらうことでしょう。
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さすれば、自ずと乳離れに向かうことでしょう。
さすれば、良いお兄ちゃん、お姉ちゃんとなり、お母さんを助けてくれる子になることでしょう。
医者の指導などといって無理やりおっぱいから引き離すと、おっぱいへの執着心を作り出すことになってしまいます。
こちらの方が、子宮の収縮などの問題よりもよほど大きな問題だと思います。
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自分の身体を観察し、大きく俯瞰し、自分で判断するしかないでしょう。
そのためにも、先人の経験の積み重ねによる智慧を大事にし、かつ、皮膚・腸(内臓)脳の感覚、野生の感覚を取り戻し、磨くことが大切になるのです。 目の前にいる子、お腹の中にいる子の気持ちを感じることのできる感受性豊かなお母さんから、次世帯の感受性豊かな子達が育って行くのです。 【以上】
【編集者まとめ】
医師の知見が「目前の1例」だけにとどまってしまい、より大きな問題を考慮に入れないため、現象と対策が「本末転倒」であることを回答者(中野さん)は指摘され、「全体として対応すべき問題」と「対策」を教えつつ、「自分の身体を観察し、大きく俯瞰し、自分で判断する」ために「先人の経験の積み重ねによる智慧を大事にし、かつ、皮膚・腸(内臓)脳の感覚、野生の感覚を取り戻し、磨くこと」の大切さを説かれました。

樹木医
中野 裕司 氏
なかの ゆうじ
NPO法人日本緑化工協会理事長
エコサイクル総合研究所代表
日 時:令和7年 7月13日(日)13時~17時
令和7年12月20日(土)13時~17時
内容は同じです。
参加費:5000円
会 場:人といのちの自然学校 大阪校セミナールーム
定 員:20組
締 切:11月15日
【一言】
人が生きるために工夫してきた智恵、その積み重ねは技術を生み文化となってきました。これを繰り返すことで「今」が形作られ、その先人からの恩恵を受けて私たちは暮らしています。
ところが、何千年も続いてきた日本の風土にあった文化、とりわけ衣食住は、特に戦後の教育でことごとく西洋化され、専門職育成の名の下に「いのち」という全体性を分断し専門分化された結果、全体性(いのち)は見えなくされてしまいました。
専門分化され掘り下げられたパーツをいくら集めて繋いでも残念ながら全体にはなりません。全体性を見えなくされた上に根っこの教育が抜け落ち、いのちの本質が見えにくくなり、結果として大切な日本の文化継承が暮らしの場から消えてなくなろうとしています。
その危機感から、中野さんには各分野をつなぐ全体性の話をお願いしています。
とりわけ外国からも高く評価されていた日本の子育ては、生活様式や価値観の西洋化により、その姿を大きく変えてしまいました。「男女平等」という聞こえの良い言葉で母性が骨抜きにされ、母系社会で培ってきた、世界が認める日本の文化伝統をことごとく手放すに至っています。
日本に起きていることを曇りなき眼で見つめたいとは思いながら、視野狭窄、思考停止に誘導するかのような真とも偽ともつかない情報を浴びせられている報道、義務教育、専門職教育、、ブレることなく真贋を見極める軸を手に入れる必要があることを痛感します。
真贋を見抜き、桁違いの情報を自身の目と手と耳を使って集め整理してこられた中野さんからの貴重な情報提供の場であるこのセミナーでは、母性の復活(復権)、特に子育てについては、目から鱗の情報が次々に飛び出します。参加者から、若い女性たちに妊娠する前に聞いてほしい、もう一度子育てしたい、子育てが楽しみになった、、など主催者冥利に尽きる感想をいただき、継続の原動力になっています。